もうすぐ実習が終わりそう。子どもの言葉の裏を見る もしかしたらモチベの火種があるかもしれない
まだ教師ではないのだが,子供と関わると面白いことがたくさんある。
大学院の学校実習の場にて,「俺(私の苗字呼び捨て)に手紙書いたもん!」ということを言われた。私がうれしいと言うと「でも英語嫌いって書いた」と言われた。小学校5年生の子供にとってはいろいろあるのかもしれない。
「英語嫌い」という発言の裏には,英語ができないから嫌い←英語やろうと努力したけど成果が見えない←英語できるようになってやってもいいかな(ちょっとした動機・私はモチベの火種と呼ぶことにする)
というような段階があるのかもしれない。
今回の学校実習では,外国人とのやり取りを最終パフォーマンス課題とし,そのために子供たちは一生懸命練習してきた。英語を勉強することを目的にするのではなく,外国人とのコミュニケーションを目的に設定し,英語はそのための手段であるということが重要なのかもしれない。
Motivation研究は奥が深く,様々なところに派生している。英語教育だけでなく,あらゆる分野においてその特性に応じた研究がなされている。
私の進みたい未来は家庭科教員として,Well-beingに生きることである。英語だけでなく,他の分野もまた,実習が終わったらじっくり探ってみたい。モチベに点火。
「勉強することは選択肢を広げること」って子供に言っても価値伝わらない?
昔から「勉強することは選択肢を広げること」と言われ,意味がなさそうな暗記をさせられていた。
私はやる前に考えてしまうタイプだったため,勉強することに対して何も価値を感じなかった。
しかし現在教師を目指している。勉強することの価値を伝える場面も今後出てくるだろう。
子どもにはどのように伝えることが大切なのか。思いついたから書いてみる。
生きることは自分が生きる場所を見つけることから始まる。そこには,自分が生きていく場所を選ぶという行為が発生する。行きたいと思ったときにその場に合う技能を自分が身に付けていなければ,そこにすぐに行くことはできない。
だから,勉強するんだよ(勉強の仕方を学ぶんだよ)。
っていえば伝わるかな?いや伝わらない気がする。
とりあえず,勉強することの価値をどうやって伝えるかを考えて,どのように子どもに伝えるのかを考えた。23歳の今だからこそ考えられる子の感覚を忘れないように,備忘録。
メンタル
メンタルって面白い。
最近その面白さをよく感じる。
自分が思うメンタルの面白さは,不安定性にある。
余裕があるときは安定し,余裕がないときは安定しない。
ここから考えた仮説は,余裕を支配できればメンタルを支配できるのではないかということ。
余裕を支配することができるようになるためには,①普段からのマインドセット ②スケジュールの立て方 の二つが大きく影響していると考える。
①普段からのマインドセット
普段から,『余裕を持って生きることがメンタル安定性につながるんだ!』と自分に暗示をかけることが重要である。これがメンタル安定の本質であり,難しい部分である。
②スケジュールの立て方
スケジュールを立てることは心の余裕と直結している。スケジュールの中でも最も大切なのは,スカスカでおっけい!と思うことである。スカスカのスケジュールでは,どこか寂しさを感じてしまうかもしれないが,それはまったく気にしなくても良い。と考えている。
上記の2点から,私はメンタルの安定性を保ち,メンタルの強さ(弱さ)を保っている。
まあメンタルって難しいものだとたくさん感じる。
人との人間関係についても非常に難しいが,人間関係構築のためには,メンタルの安定性が非常に重要だと考える。まずはメンタルの安定性を保つことから,始めて見るのはどうだろうか(おこがましい)。
おしまい。
おひさしぶり(前回更新から今日まで)
もうすでに12月に入ってしまった。
ここまですごく長かった。教職大学院の学校実習がやっと終了した。
振り返ればこんなにも長く現場に入って指導をしたことはなかった。
現職とたくさんぶつかったり,難しいことも抱えながらどうにかやり切ることができた。
とりあえずビールで乾杯したい気分。
教職大学院は,少し変わっている。
研究×実践で教師として資質をつかみ,能力を高める。
学部からストレートで院に来た自分にとっては,何が現場で使えそうなものなのかが全く分からなかった。そのため,実際に現場に出たときには困った。ものすごく。
たとえて言うならば,言葉が通じない海外で事故を起こした感じ。
何をすればいいかわからない,誰もアドバイスしてくれない,日本語のサイトを見ても言葉が通じない,という感じだ。
まあ,それはそれでいい経験になった。と,今は言える。
がんばってよかった。
完璧主義より完成主義
『完璧主義の人は,まず終わらせるという完成主義になりましょう』
ブレイクスルー佐々木さんというユーチューバーが言っていた。
自分は彼の作る動画がものすごく好きでよく見るのだが,この言葉が一番印象に残っている。
完成主義を意識するようになってから半年くらいたった。今一度振り返ってみて,変化はあったか考えてみる。
完成すればいいや,と思って60点くらいのレポートを出した。成績は思ったより低くなかった。
もし完璧主義になっていたら,出せずに最悪の成績だったかもしれない。
そしてこのブログ。
完成主義になってきているなという実感をしている。
最初は思い立ってやってみて,毎日書くわけないだろうと思っていた。しかし,自分でも驚くほどに毎日書いている(今日は日付が回ってしまったが)。
なぜか?
「誰も見てない」から。
面白いことに,手書きの日記は続かないが,パソコンの日記は続く。
こうやって一つ一つのハードルをクリアしていく
というイメージではなく
一つ一つのハードルを低くしていく
ことの方が完成主義になるためには大切なのかもしれない。
ハードルを低くするのは自分の裁量。
意外と簡単に始められる。
オフの大切さ
今日は完全にオフだった
久しぶりに何もしなくて良い日だった。
気持ち的にはせっかくのオフだから何かしようかなと思っていたが,家事や掃除をしていたら気づいたら終わっていた。
夜に友達とスーパーに行き,おいしそうなものを買って家で食べた。
何気ないオフの過ごし方で,特に何かやってやった!と思うことはなかったが,今の自分はそれでいい,と思えた。
ただ,掃除をして家事もした自分は偉いと思っている。
オフこそ普段通り過ごすのが大事だと思う。その方が良いオフを過ごしたと思いやすいと思う。
少し怠惰でもよい,自分の幸せにつながっていれば。
久々のオフで思い出したことがある。高校球児の時60日間オフが無くて疲弊したことである。
あの時はつらかったけど,それを忘れさせてくれるくらいその後のオフは心地よかったなあ。
面白いなあオフって。人間には休みが必要だな。
どこかに行ったわけでも特別何かをしたわけでもなかったけど,忘れられないオフになりました。
明日から頑張る。
山本五十六の言葉から考えたこと
『やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。 話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。 やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。』
この言葉には大切な意味がある,とビリギャルで有名な坪田先生が出演されている動画で見ました。
この言葉の大切な意味とは「順番」にあるそうです。
多くの人は言って聞かせてからさせる。つまり,最初からどんなものなのかを体験させずに,言葉だけで伝えようとする。それでは人は育たないということが,坪田先生の主張です。
動画リンク
僕が“できない人”しか採用しないワケ |”複利を生み出す人”を育てる人材育成の3ステップ
順番が大切であるということは深く理解することができました。
ここからは,一つ一つの段階でどのようなことをするのかという点に注意するべきだと考えました。
どのように『やってみせ』るのか,どのように『言って聞かせ』るのかを考えると,より効果的な形で人材育成を行うことができると思います。何ならそこがメインです。
現在の教育では演繹的学習から帰納的学習へのシフトチェンジがなされています。私が専門にしている協同学習も帰納的学習の1つの手法です。
ここで今一度,なぜ帰納的学習なのか,それをどのようなポリシーに基づいて行うのか,という2つを考えることができました。
教育はクリエイティブな営みだ。
ありがとうございました。